代行業者とは
本日は代行業者についてお話しします。
代行業者の必要性については先日もお話ししました。
では、代行業者とは具体的にどのような業務を代行してくれるのかということについて、をお話ししたいと思います。
また、あなたの受講期間中、代行業務はアカデミーで執り行います。
本日の講座もアカデミー卒業後のビジネスの独自展開のための知識習得とご理解ください。
代行業者を簡単に一言で言い表すとすれば「貿易商社」です。実際に業務内容はあなたがイメージする貿易商社とほとんど相違ありません。
ただ単純に規模感の違いで「貿易商社」ではなく「代行業者」と呼称しているとイメージしてください。すなわち代行業者とは貿易商社の規模が小さくなったもの。ということです。
では中国輸入仕入れに特化した代行業者の主な業務内容を列挙してみましょう。
・仕入れ商品に関しての問合わせの代行
・商品の購入代行
・員数チェックなど基本的な検品の代行
・日本への配送手配
それぞれを詳しく説明しましょう。
まず、問合せの代行ですが、これは言うまでもなく中国語というハードルをクリアにします。多くの代行業者はさまざまな国の言語を操る社員を配しています。中には日本向けを専門にする業者も存在しています。こういった業者は社員のほぼ全員が日本語を話します。
簡単に言えば商品仕入れに精通した通訳とイメージしていただくと間違いないでしょう。
次に商品の購入代行です。
個人で直接、商品を買い付ける場合は中国元での支払いが基本となります。特に淘宝网セラーの多くは個人店です。中国には個人の年間両替総量に5万米ドルという規制が存在します。そのため個人店は外貨での取引を嫌がります。したがって、多くの場合、人民元のみでしか取引ができません。
こうした際、代行業者を通じることで人民元の決済が可能となります。もちろん、あなたは代行業者に対して日本円にて決済するだけです。
さて、検品については昨日もお話ししました。
特に小ロットでの取引に際しては、どうしても現地での検品が必要になってきます。
すると、やはりここでも活躍するのが代行業者です。あなたに代わって現地での検品を行ってくれます。
以前に比べると、かなり世界標準に近づいた感のある中国製品です。とはいえ、日本品質が特異ともいえるくらいに世界標準の上を行っています。日本人の感覚ではどうしても不良品が存在することに違和感を覚えるものです。実際、中国に限らず、海外から輸入すれば必ずと言っていいほど不良品は混入します。ある程度の不良品に対しては寛容性が必要になりますが、検品作業は決して省くことのできない行程となるでしょう。
最後に中国国外への配送手配です。
越境ECビジネスを志す多くの初心者が見落としがちなのが、ここでの送料です。横持送料と呼ばれる類の経費です。中国からの配送なのですから国内の配送費の比ではありません。それが小ロットでの買い付けともなれば場合によっては商品の仕入れ額よりも横持配送費の方が高額になったりします。
実は代行業者を活用するうえでもっとも利益が見込めるのが、この部分です。さまざまにジャンルの違う複数の店舗から仕入れた商品を、一旦、代行業者にて集荷し、数が揃った時点で一度に配送してもらうのです。複数の店舗から仕入れた商品ですから納品のタイミングも様々でしょう。これを一時的に代行業者に保管いただくことでスケジュール調整をおこなうのです。そのうえで、注文商品がそろった時点にて中国国外へ配送してもらうのです。たったこれだけのことで、横持配送費はかなり軽減できます。
また、商品の内容によって最適な配送手段も異なってきます。航空便が良いのか、船便が良いのか?重量や容量はもちろん、電池などの制限のかかる場合など、どの配送業者を使えば最適か、代行業者が提案してくれます。
本文は実践講座動画本編の一部を書き起こしたものです。
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