商売の基本はハイリスク・ハイリターン

アカデミー講座

本日の講座では商売の基本について、をお伝えしましょう。

 

インターネットというレバレッジを利かせることで、小資本による起業が可能になりました。これも情報革命の恩恵の一つでしょう。

だからと言って、商売の基本は近江商人の時代から変わることはありません。

それは「ハイリスク・ハイリターン」です。

 

たとえばアフィリエイトはゼロリスクです。

だけど、稼ぐアフィリエイターはSEOやPPCに相当額の経費を投じています。

何故なら経費を投じないと売り上げが安定しないからです。

2か月後、3か月後の売り上げはおろか、来月の売上も見通しが立たない。

今月の売上さえも月半ばを過ぎてようやくだいたいの売上が予測できる。

ほとんどのアフィリエイターは、このような状況にあるのではないでしょうか?

これはビジネスと呼べません。

もし、これが法人であったなら一般的にはこのような会社を「いつ倒産してもおかしくない会社」と呼びます。

だから、ほとんどのアフィリエイターが稼げていないのです。

稼ぐアフィリエイターは必ずと言っていいほど、SEOやPPCなどに経費投下することで相応のリスクを負っているのです。

 

日本というのは不思議な国で、広告に相応額を投下すれば、どのような商品でも必ず売れます。もちろんリピートを期待するためには商品力が必要になりますが、最初の購入には広告こそが最善の手段となります。広告すればするほど商品は売れまくるのです。

 

物販ビジネスの場合、広告費はもちろんですが、商品仕入れ、商品の保管経費、物流経費、梱包発送経費など背負うべきリスクはアフィリエイトの比ではありません。

なのに、何故、多くの方が物販ビジネスに参入するのでしょう?

理由は簡単です。

それ以上に稼げるからです。

 

商売の基本はハイリスク・ハイリターンです。

大きく稼ぎたいなら、大きいリスクを背負う必要があります。

「伊藤さんのビジネスで月に100万稼げますか?」

「月商1000万稼げますか?」

入塾に際して、このような質問を多くいただきました。

 

当然の質問だと思います。

誰だって「稼ぐ」ことが目標であることに違いありません。

利潤を追求しないビジネスなんて存在しません。

稼いでこそ、ビジネスを営む意義があるのです。

 

先日の講座で「仕入れ」ばかりに目が行きがちなショップが多いという話をしました。

でね、逆に「売上」 ばかりに目が行きがちな方も意外に多いのです。だけど、これらを単独で別個に考えてはいけませんよということです。すべては連動させて考える必要があるのです。

 

先ほどの質問に応えましょう。

「伊藤さんのビジネスで月に100万稼げますか?」

「月商1000万稼げますか?」

このような質問でしたね。

 

「稼げます。」

 

だけど、稼ぐためにはリスクを背負う必要があります。

少し乱暴ですが、簡単に言ってしまえば

「100万稼ぎたいなら100万仕入れましょう」

「1000万稼ぎたいなら1000万円分の仕入れを起こしましょう」

こういうことです。

売上を上げるためには、売るための商品を用意しなくてはならないのです。商品が存在しないのに、商品を売ってしまうのはある意味、詐欺ですね。

 

よろしいですか?

売上を構築するためには、相応の仕入れが必要だということを理解できましたか?

 

ん?ちょっと待って!?

はい、なんですか?

 

先日、伊藤さんは粗利7割、8割の世界が中国輸入だと言っていましたね。だけど100万仕入れて100万の利益なら売り上げは200万円、利益率50%にしかならないではないですか。

それと、在庫を持たない無在庫販売も可能、と仰っていました。

それを今更「そんな商売は詐欺」みたいに言われては困ります。

 

なるほど、そうですね。

もっともな疑問です。

 

だけどね、仕入れた商品は黙っていれば何もしないで完売するわけではありません。

広告費など販売のための様々な経費が存在します。

そして多くの場合、仕入れた商品が在庫ゼロになることはありません。売れ残るようだと不良在庫になりますし、売れれば売れたで欠品しないように追加仕入れで在庫を補充します。

ですから、ざっくりとドンブリ勘定するにしても、さまざまな要素をゼロで勘定することは危険以外の何物でもありません。

 

それと無在庫販売に関しては、後日、別の章でお話しします。ご安心ください。ここで申し上げましたのは、ありもしない商品を売る行為を詐欺と申上げています。たとえば「空飛ぶ絨毯」という商品です。多分、バカ売れするでしょうね。だけど、そんな商品はどこにも存在していません。これって詐欺ですよね?

 

先ほどは売上と仕入れの関係を理解してもらうために、かなりシンプルに話をしました。ですが、シンプルすぎると疑問の方が先に頭に浮かんでしまい、その後の話が頭に入ってこなくなるようです。ですので売上と仕入れの理屈を理解してもらうためにも、もう少し詳しくお話ししましょう。

 

「稼ぎ」を構築する要素は具体的に次の4つです。

・売上

・仕入れ

・在庫

・販売経費

 

商売の原理は以下に利益を得るか?です。

利益を得るには売上を増やしつつ、売上以外の要素である仕入れ、在庫、販売経費を低く抑えるのが肝要と多くの方が考えがちです。

それは間違いですからね。

 

本文は実践講座動画本編の一部を書き起こしたものです。
この続きは実践動画講座本編にてお楽しみください。
今ならキャンペーン中のため、MFIトレーディングアカデミー入会者全員に
実践動画講座を無料配信しています。
MFIトレーディングアカデミー入会はこのページの下の
「新規会員募集」のバナーをクリックしてお申し込みください。