10年先、20年先を見据えるビジネス
本日の講座は「何故、越境ECビジネスなのか?」ということです。
では、まず、こちらの表をご覧ください。
BtoCというのはビジネスからカスタマーへ、つまり小売業を意味します。
EC(イーコマース)とはインターネットを介しての売買と考えてください。
ここ数年、順調に市場を伸ばしているのはご覧いただけるようにデータでも判別できます。
そして、このまま順調に伸びれば、オリンピックの2020年には20兆円規模に到達するという長期予測がされています。
そして商取引の6.5%がインターネットを介してのものになるという予測です。
この6.5%という数字がどれほどのものかイメージできますか?
高額な商品などはインターネットで売買が成立することはほとんどないでしょう。
これは高額になればなるほど傾向が強くなります。
たとえば不動産や自動車の購入でインターネット決済される市場は現状では存在していないと言っても過言ではないでしょう。2020年になっても高額商品をインターネットで決済される方はほとんど少数ではないかと思います。
とすると、6.5%とは低額商材のかなりの部分がインターネットで決済されるという予測だということです。
実際、現状でも、街の本屋はほとんど見ることができなくなりました。
どんどん店をたたんでいるのです。
唯一、TSUTAYAが頑張っているくらいでしょう。
個人経営の書店は私の住む界隈では見ることができなくなりました。
あなたの街ではどうですか?
書店で起きているこのような現象が、書籍市場以外でも今後生じてきますよということです。今後ほかの業界でも、この現象が波及していくことは間違いないでしょう。
日用雑貨や生活必需品のほとんど、日々の買い物はインターネットで賄われるという予測です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、私の持論は近所で購入できる商品をわざわざインターネットで購入する人間はいないというものです。
ですが、近所から店がなくなれば、この理論は破たんします。
そもそも近所で買えるものがなくなるのです。
ちょっと考えれば誰でもイメージできる近未来です。
わずか数年後の世界です。
では、10年後、20年後の世界はいかがでしょう?
流石の私にも具体的なイメージはできません。
だけど、これだけははっきりと言えます。
物販ビジネスだけはなくならない!と。
日本という国家が存在する限り、円建ての貨幣経済がなくなることはないでしょう。
貨幣経済の成り立ちを考えればご理解いただけると思いますが、貨幣は商品を購入するために存在するのです。和同開珎の奈良飛鳥時代から延々と連なる市場なのです。つまり物々交換の時代に逆戻りするか、貨幣に代わるツールが出現しない限り物販ビジネスが廃れることはないのです。
だけど物販ビジネスの形態は、今後、大きく変わっていくことでしょう。
その一つがインターネットであることは間違いないと思われます。
誤解してほしくはないのですが、
別にアフィリエイトなどのビジネスを否定しているわけではありません。
現に私は今でもアフィリエイトビジネスを手掛けています。
だけど、これは現状で稼げているから手掛けているだけです。
一生涯のビジネスと考えているわけではありません。
20年後、流石に私は一線を退いているでしょう。20年後には悠々自適に引退生活を送っていたいと思います。引退に際して、それまで手掛けてきたビジネスは次の世代へ渡していることと思います。だけど、そこにアフィリエイトビジネスが含まれているとはイメージしにくいのです。
次の世代へ引き継げるビジネス。
この視点で考えるなら物販ビジネスしかありません。
もちろん資金があるなら、情報インフラなど将来的に可能性の高いビジネスはいくらでも存在します。だけど、小資本でという条件下では物販ビジネス以外にはイメージできないのです。
物販ビジネス塾を開催する以前、私はアフィリエイトを中心にインターネットを介したビジネス塾を運営していました。
そこでは、通算1500名を超える塾生とお付き合いしてきました。
彼らとスカイプや懇親会などを通じて話すうち、一番多くあった要望が物販ビジネスについて、を指南してほしいというものでした。
ビジネス感覚にすぐれた方ほど物販ビジネスに思考が向いていました。
やはり多くの方が感覚として物販ビジネスの可能性を感じているのだと再認識させられたものです。
農業革命、産業革命と並び称される情報革命の時代にあって時流の波に乗りたいと考えるのは人間の本質として当然のことでしょう。そして成功を確信するなら、そのビジネスを子や孫の世代へつなげたいと考えるのも至極当然です。
そして、その廃れることはないであろう物販ビジネスの最先端が越境ECビジネスだということです。インターネットの時代に合わせて物販ビジネスが進化した形態だということです。
小資本で産んで大資本に育てることができるのがインターネットだと申し上げました。そして物販なら、このコンセプトを体現できると申し上げました。その理由が越境ECなのです。
本文は実践講座動画本編の一部を書き起こしたものです。
この続きは実践動画講座本編にてお楽しみください。
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